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今回は、Scratchについて掘り下げて書きます。
Scratchのいいところ
- コミュニティ、お手本となる作品が大量にあるので発展のさせ方はそこら中で学べる。
Scratchでは、他の人が作成した作品が大量に見られるので、それでやれることや、やりたいことを達成するための処理の書き方を学べます。非常にレベルの高い作品もちらほら見られて本当に驚きます。作成者はまず子供ではないです。
- NHKでも放映されていて理解しやすくなっている。
http://www.nhk.or.jp/gijutsu/programming/
NHKはなかなか見れないことも多いですが、ウェブサイトで全編公開されているので問題ありません。
厚切りジェイソンがプログラミングを楽しく教えてくれます。
サイトには小5〜6とありますが、保育園幼稚園の年長くらいなら見て意味を理解できます。
- プログラミングでできることは不向きはもちろんあるがほとんどできる。
繰り返しはもちろん、条件分岐、四則演算、乱数発生、複数処理の定義、変数、リストなど、一般にプログラミングに求められることは出来ます。
テキストファイルなどの吐き出しはできませんが、テキストを表示してそれをユーザーにコピーペーストさせることで、いわゆるセーブとロードもできるようです。
- jpgやgifなど他のファイルも取り込める。録音もできる。マイクを使った制御もできる。
他の画像ファイルの取り込み、表示が簡単です。gifアニメを取り込むと、自動的に画像一枚一枚がコスチュームとして登録され、スクリプトでアニメーションをコントロールすることができます。
録音もできますし、パソコンのマイクを使ったコントロールもできます。
パソコンに声をかけたらキャラクターが走るというような処理も簡単に書けます。
- 自動保存されるので消えちゃってあわわがない。
変更は常に自動保存されます。子供は保存し忘れるので、ありがたい機能です。大きな変更を加えたいときは別名で保存しておけば問題なしです。
Scratchのいまひとつなところ
- デフォルトのキャラは個性が強くて使いやすいのが少ない。
あんまりいまひとつなところはないのですが、強いて言えばデフォルトで備わっているキャラクターが可愛くないので使いにくいです。スクリプトを書く前に使いたい絵を描きたくなってしまうのは少しマイナスです。
まとめ
Scratchは子供でも入りやすく、しかし知るに連れ相当に複雑なものも作れるというとてもよい環境です。
使えるコマンドが多いため、最初の最初の導入としてはもっと簡素なプログラミンをお勧めしますが、プログラミンに物足りなさを感じたらScratch に移行することでその物足りなさを解消できるでしょう。
ではまた!