盆踊りを調べてみた
夏。祭りと盆踊りの季節です。
ついこの間まで盆踊りなぞ全く興味がなかったのですが、息子が学校の運動会の演目のひとつに炭坑節を習って来たのをきっかけに、盆踊りで使われている曲と踊りを覚えてみようと思いたちました。
子供ができて地元の祭りや盆踊りに行くようになりましたが、盆踊りはわからないので完全スルーで、夜店を少し覗いて終了でした。
盆踊りというのは死者供養の行事なんですね。まあお盆頃にやるから当たり前か。
で、いざ盆踊りを調べながら踊ってみると、種類が多くて簡単なものから難しいものまであって奥が深いです。
慣れてくると踊りの上手な方もわかるようになってその方の踊りからも吸収できるようになって来ました。
基本はYouTubeの動画で覚えましたので、動画があるものはリンクを貼っておきます。
盆踊りいろいろ
地元で踊られていたもののリストですが、調べてみると日本全国の歌を使っていたので、特に場所はあまり関係ないということはわかりました。
民謡、演歌系
炭坑節
福岡県の民謡だそうです。
歌い出しは、月がーでたでた、月がーでたーヨイヨイ。これは耳に残ります。
踊りやすいからか、盆踊り大会の最初に流れることが多いです。
実際輪に入って踊る人も多く、よく知られていることが分かります。
振りの覚え方はこんな感じ。数字は小節(4拍)です。
- 掘って掘って(右)
- また掘って(左)
- 担いで担いで
- あと戻り
- 押して押して
- ひらいてちょちょんがちょん
動画はいくつかありましたが、こちらが振りごとの解説があってわかりやすいです。
東京音頭
これもどの盆踊り大会でも流れていました。
動画は炭坑節と同じ方のもの。かなりわかりやすいです。
振付メモ。
- ちょちょんがちょん(手を叩く)
- 右手を頭上にかざしながら左足下がる、左右逆
- 両手で大きくまーる、まーる
- 右手を前に伸ばして左手を右肘裏に添える、左右逆
- 右手を頭上にかざしながら左手を右肘裏に添える、左右逆
大東京音頭
橋幸夫さんの曲だそうで。すみませんが橋幸夫さん自体ほとんど知りません。
踊りは少し難しめです。
最初の方で両手で富士山を描くのが特徴的です。
動画はこちらが丁寧な説明です。
振付メモ。
動画の中に振付の一覧があったのでそれを参考にしています。
- お山を描く
- 右肘上に、手首を返す、次左手
- 両手首回してタップ2回(右足で)
- 左手左足前、次右手右足前
- 3の左右逆
- 4の左右逆
- 右足から4歩で右回り
- 内に両手を伸ばす、開く
- 内向き手拍子1,2
- ちょちょんがちょんで前を向く
ドンパン節
秋田県の民謡らしいです。
歌の中でどんどんぱんぱん言うのでとても耳に残りやすいです。
小1の息子はこれ好きだと言っていました。
それでよく踊られるんだろうなあと想像します。
YouTubeで調べたのですが、地域によって振り付けが異なるものもあるようです。
リンクは川崎で踊っていたものです。
振り付けを簡単にメモしておきます。1がどんどんぱんぱん言うところ。
- ちょんちょん、右膝左膝に手をつく
- ちょん、右手を前、左手を前
- 1と同じ
- 2と同じ
- 外向きで両手を肩膝空
- 内向きで5と同じ
- 右手を前、左手を前(逆の手は内に返して耳の横辺り)
- 7と同じ
- まーる、まーる
- 両手を体の左に流す、右に流す
- 両手をくるり1回回して右上にかざす(左手は右手肘裏)
- 11で左上にかざす
- 5と同じ
- 6と同じ
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相馬盆唄
福島の民謡だそうです。
なぜかかなりの頻度で流れてました。覚えやすいから?
振り付けの種類はかなり少ないです。
しかしこれもドンパン節同様、私の近くの振り付けはYouTubeにありませんでした。似てはいるんですけどね。
というわけでメモ。
- 左上に左手かざす、右手は左手の肘裏→左右逆
- 左上に左手かざしながら右手は右に伸ばす、後ろに左足1歩下がりながらまーる
- ひらいてちょん 1に戻る
たぶん盆踊りのなかで1セットが1番短いです。
まりと殿様
盆踊り大会の中では「てまりうた」と紹介されていました。
Wikipediaはありませんでした。歌詞のリンクを貼らせてもらいます。
振り付けに手毬をつくところがあるのが特徴です。
これもYouTubeで探すと振り付けの異なるものがあります。
踊っていた振り付けをリンクします。
以下振り付けのメモ。
- 右手右足出して3回鞠をつく
- 1の左右逆
- 円の外に向きながら両手を下から回して顔の横に持ってくる
- 円の内に向きながら3と同じ
- 右手を右上にかざす、左手は右肘裏につける
- 5の左右逆
- 7-8. 右から1周回りながら右手を前、左手を前、右手を前、左手を前。そのとき逆の手は自分の肩につける。最後は円の内側を向く。
- 両手を体の内側、下から回して上で空に開く。円の内側に進む
- ひらいた両手を体の内側から下に戻して外側から上に回してまーる
- ひらいてちょちょんがちょん
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川崎踊り
都はるみさんの歌です。1972年なので割と新しいです。
都はるみのちからが乗った名曲だと思います。
川崎市が政令指定都市に移行した記念で作られたということで、川崎の盆踊り大会では必須なのかな、毎回何回も流れてました。
小1、4歳の息子たちは、「あそれそれそれよいよいよいよい」の部分をすぐ覚えて歌ってました。
振り付けは振りの種類が多くて難しいです。
しかも覚えやすい動画がありませんでした。
見つけた中ではましなやつを貼っておきます。
振り付けメモ
- 左足前で左上に両手を2回返す、その左右逆
- 腰あたりで手を叩く、左、右、左、体の中央
- 体の右に両手を流す、左に流す
- 右膝に両手を置く、右の空に両手を開く
- 3の左右逆
- 4の左右逆
- 左に両手を開く、左右逆
- 体の右に両手を流す、左右逆
- 両手をグーにして肘を曲げて4回前に出す
- 左に両手を開く、ちょんちょん
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八木節
笛の音があって軽快な曲です。
動画を貼って起きます。
火の国太鼓
『火の国太鼓』は、民謡歌手・鎌田英一の歌で1972年にクラウンレコードより発売された日本の歌謡曲。「火の国」熊本がモチーフ。
動画
振付メモ
そのうち…
アニメ系
ドラえもん音頭
子供の参加が多い盆踊り大会ではよく流されます。
「お子様もよく知っている曲です!」とアナウンスされることがよくあるのですが、残念ながら今の子たちはこの曲をほとんど知りません。
調べてみたら、このドラえもん音頭はリリース2001 年となっていました。
17年前の曲です。声も大山のぶ代さんです。
子供が知らなくて当たり前です。
今の子供たちが知っているドラえもん音頭は、次の項目の『踊れ・どれ・ドラ・ドラえもん音頭』です。
『ドラえもん音頭』は結構歴史があるので、大人も踊れる方が多いです。
わかりやすい動画を貼って起きます。
踊れ・どれ・ドラ・ドラえもん音頭
こちらはまだ踊られているのを見たことはありませんが、ドラえもん音頭とセットで書いておきます。
こちらは割と最近…と思ったら、2009年リリースということでそんなに新しいわけではないですね。
しかし、夏になるとテレビアニメの終わりの歌として流れるので、今の子供たちはよく聞いている曲です。
声は水田わさびさんなので、今はこちらが使われているのですね。
アンパンマン音頭
リリースは1999年のようです。
振り付けのパターンは少ない方で覚えやすいです。
あまりわかりやすい動画がありませんでした。
1つ貼っておきます。
覚えたものが増えたら追加します。
ではまた。