猫に小判?小1に国語辞典
かとりぶたです。
誕生日で国語辞典をもらう小学生とか結構いるんですかね。
うちの長男氏(小1)は、祖母から入学祝いを兼ねて国語辞典をもらいました。
もらったのはこちらです。

- 作者: 金田一秀穂
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2016/11/08
- メディア: 単行本
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カラフルだし、(おそらく)必ず見開き1ページにイラストが載っていて、興味を持ちやすくなってます。
うーん、実に親切。
しかし、もらったもののさっぱり使い方がわからない。
「わからない言葉があったら調べるんだよ」と言われて調べられることはわかっても、特にわからない言葉があるような本読まないし、だいたいわからない言葉をいちいち国語辞典引いてたらきりがないし、引いてる間にもともと何のために調べていたか忘れるし。
いや国語辞典はすばらしいものだけども、なかなか使うのは大変なわけです。
国語辞典で子どもにクイズ
というわけで、国語辞典を使うべく、国語辞典でクイズをやってみよう、と思い立ちました。
単語の意味を読んで、その単語を当てるクイズです。
私が小学生の時にも友達とやっていました。
もう25年前ですけどね!
結構面白いですし、いくらでも(国語辞典の収録語彙数だけ!)問題が作れます。
こんな感じです。
親「2つ以上の中から1つを選ぶこと」
小1「……?」
わかりますか?
実際に長男(小1)はこの問題は答えられませんでした。
答えは「選択」です。
ただ、そもそも選択という言葉も知りませんでしたので、これは出題ミスです。
単語は知っている、しかしそれを説明されたときに思いつくか、これが面白いのです。
そもそも知らないんじゃ面白くも何ともないわけです。
次男(4歳児)もできます。
4歳なので、かなり簡単な単語でやります。
年齢に合わせて問題を選べるのもいいところ。
親「あさ、初めて会った時にいうあいさつのことば」
4歳「おはよう」
これくらいは答えられました。
親子の役を入れ替える
逆の役をやるのも面白いです。
子が問題を出す、親が答える。
小学生用の国語辞典ならほぼ100%答えられるでしょう。
しかし落とし穴もあります。
子「濡れた手で穀物のアワをつかむとたくさんつかめるように、くろうしないでたくさんもうけることのたとえ」
親「ぬれてにあわ」
子「ブー」
親「えー、いや『ぬれてにあわ』でしょ」
子「ぬれてであわ」
親「まじか」
他の辞書をネットで調べてみても、やはりまずはぬれてであわということでしたわ。
「ぬれてにあわ」を調べると「ぬれてであわに同じ」と出てきます。
ほとんどあってるからいいか、と大人だったら思うのですが、子供はそもそも問題を出している言葉の意味を知らずに、単に「お父さんに答えさせないぞ!」という意気込みで適当に難しそうな問題を出しているので、それがだいたいあっているのか、だいぶ違うのか、わからないわけですね。
だから問答無用で「ブー」なわけですね。
いろいろ気づきがありました。
国語辞典=クイズの本
というわけで、国語辞典をクイズに使うとかなり楽しめるという話でした。
今父親の寝かしつけは、ほとんど国語辞典クイズになってます。
長男次男とも、国語辞典のことを「クイズの本」と言ってます。
だいぶ違いますが、まあいいか。
あと、長男氏は、ほぼ同じ時期に(つまり誕生日プレゼントとして)漢字辞典ももらったのですが、それはこうはいきません。
別の使い方を考えないといけませんね。
・・・というか普通に漢字を調べるのに使えや、という話ですけどね。
ではまた。
妻からコメント
私(母親)が寝かしつけする場合は、オーソドックスな読み聞かせをすることが多いです。
最近だと長男向けには「エルマーのぼうけん」や、「車の色は空の色」などを読んでいます。
一つ落とし穴は、長男の寝つきが良すぎて、ストーリーが全然進まないこと…。
一方、なかなか寝ない次男は「100かいだてのいえ」シリーズの絵本がお気に入りです。
長いので疲れます(笑)
でも最近はこの国語辞典クイズのおかげで、
父親と寝る!というリクエストが多くて助かってます。
ちなみに我が家の寝かしつけ、長男次男は父親が担当することが多いです。
今度それについても書いてみようかな。