とある理由ではてなブログ同士で引越すことにしたので、手順を書いておきます。
といってもはてなブログの引越しの手順については十分なヘルプと他サイト様がありますので、そちらを参考にしていく形です。
目次
エクスポート
以下のヘルプ
記事本文とコメントを、MT(Movable Type)形式のブログデータとして書き出します。
インポート
以下のヘルプ
画像も移行できます。
記事のリダイレクト
ブログを引越すと、古いほうのブログを残すか非公開にするかが分かれ目です。
完全に同じURLなら非公開でいいですが、変わる場合は、旧ブログの特定の記事から、新ブログの同じ記事にリダイレクトさせることができます。
以下のサイトを参考にしました。
はてなブログでは301リダイレクトは使えないということで、javascriptを使ってリダイレクトしています。
はてなブログから引越し後のはてなブログのリダイレクト設定方法 | 羽田空港サーバー
以下のグーグルガイドラインも見るとよいです。
- 301リダイレクトが最善だがサーバーにアクセスできない場合はjavascript によるリダイレクトも可
- 内容の全く異なるページへのリダイレクトはガイドライン違反
などが記載されています。
不正なリダイレクト - Search Console ヘルプ
引越しして後で気づいた不便なところ
編集が見たままモードになる
※上記の通り、エクスポートしたブログデータの記事本文はHTML形式のため、元ブログの編集モードに関係なく、インポートした記事は「見たまま」モードになります。
記事データをエクスポートできるようにしました。ブログのバックアップ等にご利用ください - はてなブログ開発ブログより
インポートした後のブログでは、インポートした記事は見たままモードになります。
はてな記法を使っていたので、過去記事の修正はやりにくくなりました。
記法を変更するには再投稿するしかない
見たままモードをはてな記法やMarkdownにするには、記事の再投稿が必要です。
記事のURLが変わらないよう、以下の手順で再投稿します。
- 公開済みの記事のURLを変更する
- 公開済みの記事の内容をコピーして、テキストエディタに貼り付ける
- 貼り付けた記事をはてな記法やMarkdownに整形する
- 整形した記事を、もともとのURLで再公開する
- 1.でURLを変更した記事を下書きに戻す、または削除する
つまり単純に元のURLで再投稿しているだけです。
キーワードリンクがついたままエクスポートされ、消せなくなる
はてなブログにはキーワードリンクという、特定の単語に自動でリンクがつく機能がありますが、キーワードリンク状態もHTMLに含めてエクスポートされます。
キーワードリンクは、はてなブログプロにすると設定で消せるのですが、インポートでついたキーワードリンクは直接コーディングされているので消せません。
はてなブログがプロではなくキーワードリンクがついている場合は、エクスポート前に一度はてなブログをプロにして、その状態で各記事を再公開してキーワードリンクを消してからブログをエクスポートするのがよいです。
最初の1ヶ月ははてなブログプロはお試し無料です。
共同執筆者の記事も所有者の記事扱いになる
はてなブログプロには共同執筆の機能があります。
このブログは妻と私で共同執筆しているのですが、共同執筆者(妻)の記事もブログ所有者(私)の記事扱いになってしまいました。
記事の執筆者の変更はできない(記事を破棄して新しく投稿するしかない)ので、これは結構痛いです。
はてなブログ引越しの手順と不便ポイントでした。
ではまた。