かとりぶたとあじさいの、子どもと遊ぶログ

かとりぶたとあじさい夫婦による、男子3兄弟育児での体験や、考えたことのブログ。

夫と育休をシェアする理由

あけましておめでとうございます。
紫陽花です。
昨年は夫に誘われてブログを始めた年でした。
今年もアウトプットの機会として、継続したいと思います。

今回は夫育休のお話。

三男が5ヶ月になり、年末から夫が約3ヶ月間の育休に入りました!
そして、あと2週間ほどで私が復職です。
3人目ということで、4月の保育園入園までの育休期間をシェアしてみることにしました。

育休に入る時、1月に復帰予定ですと言うと、なぜ(復帰を急ぐの)?という反応が多かったので、簡単に説明を書いてみます。
長いのでご興味のある方だけどうぞ(笑)

育休をシェアしようと思ったきっかけ

一言で言うと、
「男性は仕事やライフスタイルを1ミリも変えなくても自分の子供が持てるのに、
女性だけが妊娠出産に伴う身体的負担に加えて、
仕事と育児の両立、それに伴う働き方の制約、
その後のキャリアなどなど考えることが多過ぎる!
そんなのずるい!」
というのが出発点です。

子供を産むとぶち当たる壁

出産は女性にしかできないのだから当たり前、と言われればそうかもしれないのですが、
大学院修了、就職前まで男女平等と言われて教育されてきた身にとっては、
就職、結婚して、気づいたらアレ?という衝撃でした。
出産に当たって絶対に仕事を休まなくてはいけない期間が生じるし、ブランクが心配だし、昇格にチャレンジするタイミングも難しくなるし。
大学の同級生で、同じタイミングで社会人になった夫は、そんな心配もなく、仕事上のタイミングで転職をしてステップアップしていきました。

育児は女性がするものなのか?

産むのが女性なのは生物学的に(今のところ⁉︎)仕方ないとして、産む以外は男性でもなんでもできると思います。
第一子の出産後、里帰りから家に戻るタイミングで夫は1ヶ月育休を取りました(夫婦同時育休)。
そこで、赤ちゃんの世話や家事ひととおりはできるようになりました。

そこから、
第一子復帰後→夫が週1保育園迎え
(お迎えの人が夕食〜寝かしつけまで担当)

第二子復帰後→夫:私 2:3くらいで繁忙期などはフレキシブル
とやってきて、復帰後の家事育児のバランスは大体取れるようになったので、
今回は一番パワーバランスの崩れる育休期間にメスを入れてみることにしました。

役割を交代してみたい

第三子を望むかどうか夫婦で相談した時、私の出した条件は夫が育休を取ること。
夫は半信半疑だったようですが、妊娠判明→いつ取る?という私に、もう逃げられないと思ったのか、具体的に準備を始めました。
それでも全面的にOKという態度ではなく、繁忙期である決算期は無理、1〜3月の3ヶ月なら…というのが返事でした。
女性は授かったら出産前後の約4ヶ月は自動的に休まざるを得ないので、時期を選ぶというのも私から見れば失格なのですが(笑)
一方で産後の自分の体力を考えると、産休のみで復帰するのは厳しいこともわかっていたので、生後半年での復帰はちょうどよいタイミングだと判断しました。

夫育休に期待すること

育休期間は仕事とは異なる経験が色々できますし、
それは仕事面でも人生面でも非常にプラスになる経験だと思うので、
それを夫にも経験してみてほしい、というのもあります。

第一子第二子の時は、産後すぐの時期に半月〜1ヶ月夫が育休を取ったことはあるのですが、
今回は、私が仕事復帰し、完全に夫が主たる育児者になります。
夫だけで育休を取るのは今回が初めてなので、また違ったものが見えてくるはず。
そして、家に父子を残して働く側に回る私には何が見えてくるのか。
ちょっと大げさかもしれませんが、どうなることやら楽しみです。
こんな妻を持ってしまった夫は大変だなぁと思いますが、それも本人の選択ということで(笑)

社会がより良くなりますように

女性活躍という文言が社内外で盛んに使われていますが、
「女性が働きやすい」などにとどまらず、
男女ともにジェンダーで悩まずに、子育てしながら当たり前に働き続けられるような会社、社会になってほしい。
子育てしやすい社会とは程遠い今の社会ですが、それを変えるには、まず自分たちのできることから少しずつ。
夫との育休シェアはその一歩になればいいなと思います。