夫婦の情報共有のお話。
夫婦間のの連絡はLINE
私たちは、基本的にはLINEで連絡を取り合っています。
以前の記事でも、子供のプリントをLINEで共有するという話を書きました。
https://www.katoributa.site/entry/2018/10/29/223631:cited
そう不満があるというわけでもなかったのですが、最近slackというビジネス向けの情報共有アプリの存在を知り、夫婦でも使えるのでは…ということで、使ってみることにしました。
slackとは
エンジニアの方には有名のようで周知の事実だと思われ、今更書くのもはばかられるのですが、一応書いておきます。
私はエンジニアではないので、私がslackを知ったのはつい最近です。
Slack って何?
チームのメンバーが連携しながらシームレスに仕事を進める場。それがメールに代わるビジネスコラボレーションハブの「Slack」です。Slack はメンバーが自然に集まり一緒に働くスタイルをサポートするために設計されたソリューションで、対面しながらの作業と同じくらい効率的に、オンラインでコラボレーションを進められるようになります。
Slack ワークスペースでは以下のことができるとあります。
- 💬 会話の場を整える
メッセージ送信
ファイル共有
チャンネル作成
- 🔎 履歴を検索する
そのまま
- 🤖 アプリを連携させる
なんか色々なアプリを連携させられるらしい
- 📞 Slack コール
音声通話、ビデオ通話ができる
検索とアプリ連携はLINEにはないけど、あとは似てるぽい。
いわゆるメッセンジャーアプリなのかな?
というわけでslackを使ってみることにしました。
あと、ビジネス向けですが、基本プランは無料です。
ここ、家で使うならものすごく重要。
slackとLINEの比較
1ヶ月くらい使ってみて、slackとLINE、それぞれのいいところが見えてきました。
書いていってみます。
slackのいい機能
チャンネル(LINEのトークルームに近い)をまたいでメッセージを検索できる
これはとてもよい。
ただメッセージでおしゃべりをしたり、その日の連絡をしているくらいなら検索は要らないのですが、小学校や習い事の少し先の予定とか、印刷物をメッセージで送った場合、後日探すのに苦労することがあります。
これを検索できると大変に便利です。
検索できる範囲は、無料プランの場合は1万メッセージなので、1日10メッセージとして1000日で、だいたい3年ですね。
3年分検索できたら家庭用には全然困りませんので問題ないですね。
家で使う分には遡るとして1年くらいですかね、去年どうだったっけ、みたいなのがわかるといいことがあるかもしれません。
だから1日30メッセージくらいまで大丈夫ですね。
PCから投稿しやすい
LINEはPCから投稿しにくいです。
なんかPCからLINEやろうとするとしち面倒くさいログインを毎回やらされるハメになる。
いやそれはセキュリティ的にはいいことだとは思うんですけどね、なるべくやりたくないですね。
だからPCからメッセージを送りたいときはメールとか、iMessageとか、別の手段を使っています。
PCでLINEにログインするような煩わしさががslackではなく、どの端末からでも(PCでも携帯でもiPadでも)同じように投稿することができます。
メッセージを修正できる
LINEではメッセージを修正できず、取り消しと再送信しかできませんが、slackは簡単に修正できます。
打ち間違えや勘違いは多々あるので、これもとても助かります。
メッセージをスレッド化できる、個別のメッセージに絵文字で反応できる
メッセージを返信するとき、スレッド化することができます。
LINEにも返信機能がありますが、複数の返信がつく場合はスレッドの方が扱いやすいです。
さらに個別のメッセージに絵文字で反応できるのもよいです。
例えば、私たちは買い物リストというチャネルを作っていますが、それぞれのメッセージにチェックをつけていくことができます。
アプリと連携できる
slackは他のアプリと連携できます。
私が連携させているのは、google calenderです。
スケジュールのリマインドがチャンネルに送られてくるので、スケジュールの共有に役立ちます。
妻(夫)が新たにスケジュールを追加、変更した時もアナウンスが来るように設定できるので、新しい予定にも対応しやすいです。
ほかにもたくさん連携できるアプリあるみたいですけどね、使ってません。
LINEのほうがいい機能
slackが何でもいいかというとそんなことはなくて、LINEのほうがいいところもあります。
動画が軽量化される、プレビューされる
これは夫婦では非常に重要。
夫婦だと、子供の写真や動画をしょっちゅうやりとりします。
妻が習い事に子供たちを連れていってその様子を私に送る、またはその逆。
私が遊びや散歩に子供達を連れて行ってその様子を妻に送る、またはその逆。
動画を送る場面はたくさんあります。
LINEの場合、動画は自動的に適当なサイズに圧縮されて送られるので、送る方も簡単だし、見る方も早く見られる。
さらに、メッセージ内で動画がプレビューされるので、どんな動画か開く前にわかる。
slackは(おそらく)オリジナルサイズで送られているので、送る方も見る方も重いです。
さらにプレビュー機能がないので、重い動画ファイルをダウンロードして見るまでどんな動画かわからない。
これは不便です。
ま、確かに仕事ではあまり必要ない機能でしょう。
slackにないのもうなずけます。
LivePhotoでやりとりできる(iPhoneの場合)
LINEは、写真をLivePhoto(写真の前後1.5秒程度も含まれる動画)として送受信することができます。
LivePhotoでやりとりすると重くなるのですが、写真を撮った瞬間の前後の動きが見れるので、よりその場の臨場感を感じることができます。
ただ、LivePhotoにするとLINEでも写真が重くなるので、一長一短です。
私はあまり使いません。
大量のスタンプがある
LINEにはスタンプがありますね。
これは意外に重要。
ちょっとした返事をしたいとき(Yes,No,OKなど)、ただそう文字で返すのだと味気ない。
これをスタンプにすると楽しいし、雰囲気が良くなる。
文字だと伝わらない部分(対面で言う表情)を絵で補ってもらってるわけですね。
で、スタンプはいろいろあるから、いろいろな表情を伝えられると。
これはありがたいです。
トークを楽しくする以外に、素っ気ない返事にならないように文を考える手間が省ける時短機能でもあります。
slackでも絵文字を送ることができるので、簡単に返すことはできます。
ただLINEのほうがずっと豊富です。
吹き出しによるメッセージ表示は見やすい
個人差もあるでしょうが、私も妻も感じたポイント。
LINEは吹き出しでメッセージが区切られていますが、slackにはそれがありません。
slackではズラズラとメッセージが並びます。
やってみると、吹き出しのメッセージの方がどこからどこまでが一つのメッセージかがわかるので、遥かに見やすいです。
slackもそういうモードがあったらいいのにと思いますが、ないみたいです。
私たちの使い方
というわけで、slackとLINEでそれぞれ一長一短ある。
今は、この2つを組み合わせて使っています。
今のところの私たちの使い分けです。
slackでやっていること
買い物リスト、家計管理、子供たち関連の予定の共有や連絡事項、書類やプリントのデータ化
LINEでやっていること
雑多なおしゃべり、簡単な連絡、子供たちの動画や写真のやりとり
slackとLINEの比較まとめ
まとめてみます。
◯は良い、×はダメ(不可)、△はその中間(できるけど良くはない)です。
ポイント | slack | LINE | コメント |
---|---|---|---|
メッセージ検索 | ◯ | △ | LINEもトークルーム内検索できます(修正しました) |
PCからの投稿 | ◯ | △ | LINEはできるけど面倒 |
メッセージ修正 | ◯ | △ | LINEは取消し⇨再送信 |
スレッド | ◯ | × | |
アプリ連携 | ◯ | × | |
動画の扱い | △ | ◯ | slackは重い、プレビューがない |
写真の扱い | ◯ | ◯ | slackはLivePhotoがないがあまり使わないので◯ |
絵文字・スタンプ | △ | ◯ | slackは絵文字だけなので種類少ない |
メッセージの見やすさ | △ | ◯ | slackはメッセージ区切りがない |
というわけで、我が家の連絡事情についてでした。
また!