かとりぶたとあじさいの、子どもと遊ぶログ

かとりぶたとあじさい夫婦による、男子3兄弟育児での体験や、考えたことのブログ。

子供(初心者)向け、将棋上達のための教材

久しぶりの記事です。
いちたろうが将棋を覚え始めまして、上達する方法をまとめておきたいと思います。
初心者向けです。

子供が読んだ本を書いていきます。

いちたろうに最初に読ませた本。
将棋をほとんど知らない(駒の動かし方も覚えていない)くらいから、

  • 駒の動かし方
  • 囲い(矢倉囲い、美濃囲い、など)

を覚えました。
1人でも楽しく読んでいたので、将棋に触れるには良い入り口でした。

ありがとう!寅彦先生!

中村太地七段の手筋の本。

いいところは、基本的な手筋から結構ハイレベルな手筋まで載っていて、初心者には十分すぎるレベルであること。

ただ、(将棋の本としては普通なのだが)盤面の図が多いものの、盤面と盤面の間の手は符号を読んで流れをつかまないといけない。
これは初心者には難しいので、親が一緒に読んでやらないといけない。

親がつきっきりじゃないといけないのは、まあ初心者向けではないですね。

丸暗記 原始棒銀戦法

丸暗記 原始棒銀戦法

高橋道雄九段の棒銀戦法の本。

将棋を覚えても、何か戦い方を掴まないと勝てない。
まず初心者は棒銀を覚えよう!というわけで、この本。

この本のいいところは、1手1手に盤面があること(画期的!)。
子供でも楽に手を追っていける。

いまひとつのところは、1手1手盤面があることで、戦法のパターンが少ないこと。
載っているのは、角道を開けない棒銀と開ける棒銀。
それぞれ一本道の変化しかないので、相手が違うことをしてくるともうわからなくなってしまう。
定跡書は多かれ少なかれそういうものだが、その「知らない変化」がものすごく早く来てしまう(わずか数手で!)。

最初の入りとしては良いが、実際にはあまり役に立たないので、次の教材に行く必要ありです。

Switch

棋士・藤井聡太の将棋トレーニング -Switch

棋士・藤井聡太の将棋トレーニング -Switch

  • 発売日: 2020/03/05
  • メディア: Video Game
今飛ぶ鳥を落とす勢いの藤井聡太二冠の初心者向けゲーム。

結論から言うと、これは初心者向けの教材として最強。

「将棋プラネット」といういわばストーリーモードで、
駒の動かし方から、反則、打ち方、符号の読み方、詰ませ方、基本的な戦法、囲い、手筋を、
解説+練習問題+実践で身につけさせる。
駒を動かしながら学べるのはゲームならでは。
本ではなかなかこうはいかない。

レーティング対局というAIとシンプルに戦うモードもあって、かなり低いレベルからAIが用意されている。
レーティング対局は解析してくれて、悪手、疑問手を教えてくれる。

いちたろうは、このソフトにものすごくハマって、ずっと将棋を指していました。
将棋の入門にはすごくいいです。

なお、レーティング対局は20級から四段まで用意されていて、弱すぎて困ることはないです。
いちたろうは、5級まで行って、そこからなかなか勝てなくなりました。


アプリも色々あるので書きたいですが、数が多いので別の記事にします。